TRAVELLER:(第4回) パトロンとの遭遇
- TRAVELLER THE Starship "Bentenn" -
TRAVELLER:(第4回) パトロンとの遭遇
トラベラー(TRAVERLLER)は1977年にゲーム・デザイナー Marc W. Miller氏の手によって生み出されたTRPGシステムです。
この記事は、トラベラーの、ソロプレイ(ソリテア)を行った、記録です。
【目次】
1.はじめに
2.パトロンとの遭遇
3.囚われのミモトさん
4.貴族の娘さん
5.ライブラリーデータ
6.次回に、続く
1.はじめに
──────────────────
前回の続きです。
過去記事は、こちらのMENUを、ご参照ください。
さて、続けて、ハイドインスターと、ミモトの、1週間を追ってみましょう。
彼らの遭遇の概要は、下記の通り。
ハイドインスターの一週間(001-1105~007-1105)
━━━━━━━━━━━━━━
1:法的遭遇あり(無関心)、無作為遭遇なし
2:法的遭遇あり(敵対的、攻撃するかもしれない)、無作為遭遇なし
3:法的遭遇あり(興味をそそられる)、無作為遭遇あり(6名の商人、敵対的、攻撃)
4:法的遭遇あり(関心を持つ)、無作為遭遇なし
5:法的遭遇あり(敏感に反応)、無作為遭遇なし
6:法的遭遇あり(敏感に反応)、無作為遭遇なし
7:法的遭遇あり(敵対的、5+,攻撃してきた)、無作為遭遇なし
パトロン遭遇あり(2日目)
(※パトロンとの遭遇マトリクス、リスト2を使用)
・・・「貴族」と遭遇
"噂"遭遇なし
[法的遭遇の補足](※噂マトリクスおよび、補足ルール使用)
2:特定の噂「ライブラリ・データの参照」(補足:知人、男性、本人以外の事柄)
3:特定の噂「完全に誤った情報」(補足:他人、男性、エロイ反応)
4:特定の噂「背景情報」(補足:知人、女性、本人以外の事柄(本人以外の事柄(装備、服装)))
5:一般的な噂「一般的な位置データ」(補足:知人、女性、筋力度)
6:一般的な噂「一般的な位置データ」(補足:他人、女性、本人以外の事柄(教育))
7:特定の噂「背景情報」(補足:知人、男性、エロイ反応)
[無作為遭遇の補足](噂マトリクス使用)
3:一般的な噂「誤解を招きやすい背景情報」(補足:他人、男性、本人以外の事柄(エロイ反応))
※補足ルールに関しては、前回の記事を参照してください。
キャラ・ミモトの一週間(001-1105~007-1105)
━━━━━━━━━━━━━━
1:法的遭遇あり(敵対的、5+,攻撃してきた)、無作為遭遇なし
2:法的遭遇あり(理解されない)、無作為遭遇なし
3:法的遭遇あり(敵対的、5+,攻撃なし)、無作為遭遇なし
4:法的遭遇あり(敵対的、8+,攻撃なし)、無作為遭遇なし
5:法的遭遇なし、無作為遭遇なし
6:法的遭遇あり(敏感に反応)、無作為遭遇なし
7:法的遭遇あり(敵対的、攻撃するかもしれない)、無作為遭遇なし
パトロン遭遇なし
"噂"遭遇なし
[法的遭遇の補足](※噂マトリクスおよび、補足ルール使用)
1:特定の噂「霧に包まれた手がかり」(補足:赤の他人、女性、一般的な噂「誤解を招きやすい背景情報」)
2:特定の噂「背景情報」(補足:知人、女性、耐久度)
3:一般的な噂「誤解を招きやすい背景情報」(補足:赤の他人、男性、本人以外の事柄(エロイ反応))
4:一般的な噂「大まかな背景情報」(補足:知人、男性、耐久度)
6:一般的な噂「誤解を招きやすい背景情報」(補足:赤の他人、男性、本人以外の事柄(一般的な噂、誤解を招きやすい背景情報、社会身分度)
7:特定の噂「重大な事実」(補足:赤の他人、男性、耐久度)
・・・前回で、1日目が、過ぎました。
さて、どうなることでしょうね。
2.パトロンとの遭遇
──────────────────
(2日目)002-1105
ハイドインスター
━━━━━━━━━━━━━━
・法的遭遇あり(敵対的、攻撃するかもしれない)、無作為遭遇なし
※(法的遭遇の補足:特定の噂「ライブラリ・データの参照」(補足:知人、男性、本人以外の事柄))
・パトロン遭遇あり
※(パトロンとの遭遇マトリクス、リスト2を使用。 「貴族」と遭遇)
キャラ・ミモト
━━━━━━━━━━━━━━
・法的遭遇あり(理解されない)、無作為遭遇なし
※(特定の噂「背景情報」(補足:知人、女性、耐久度))
・・・まずは、「ハイドインスター」から、行きましょう。
【Scene Of Hideinstar 002-1105】...
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今回は、「法的遭遇」ありで、「無作為遭遇」なし。
おや。 「パトロン遭遇」が、ありますよ!
パトロンと言うのは、いわゆる、「雇い主」で、資金提供者のことですね。
どのような、パトロンに遭遇するのか、表が、2種類あり、まず、どちらで判定するかを、決めます。
これは、通常、レフリー(ゲームマスター)の、任意ですが、今回は、ソロ(ソリテア)なので、自分で決めなくてはなりません。
なので、6面ダイスを、2つ振って、大きいほうにしました。
結果は、リスト2です。 では、次に、「パトロンとの遭遇マトリクス表」で判定します。6面ダイスを、1つずつ振ります。
1回目が、「5」で、2回目が、「3」でした。
ん?おっと!「パトロンリスト2」の注釈に、DM(サイコロ修正、Die Modifier)が、書いてるじゃないですか!
ええと、2つ目のサイコロに、[世情通-1]以上だと、DM-1だそうです。
つまり・・・
1回目が、「5」で、2回目が、「2」ということになります。
マトリクス表を、見ると・・・「25」とあります。 リスト2の、25番を、見てみましょう。
『貴族』
こ、これは・・・。
実は、先日、Web上にて、いつも、ソードワールドRPGのオンラインセッションで、遊んで貰ってるお方に、トラベラーのキャラクターを、作って貰ったのです。
ご存知の通り(?)、トラベラーは、キャラクター作成だけでも、面白く遊べます。
そこで、出来あがったのが、「貴族」だったのです。
貴族になるためには、社会身分の、UPPが、B以上なので、ほんと、たまたまですね!
NPCとして、使うことに同意してもらって、キャラクターを貰ったのですが・・・
これは、TRPGの神が、「使え!」と、言ってるのに違いありません。
しかし、その貴族は、1期しか、任期をこなして無い上に、若く、金がありません。
「もはや、国に帰る金も無い」 とか、言ってました。
さて、想像力を、爆発させましょう。
ある意味、[世情通-1]の、お陰で、「貴族」のパトロンとの遭遇が、出来たわけです。
ちなみに、無かった場合は、「35:作家」でした(笑)
[世情通]技能とは、地方のサブカルチャーに精通しており、疎外せずに、見知らぬ人々と、積極的に接触することが、できるそうです。
通常、閉鎖的な、サブカルチャーの人々は、接触を嫌いますが、そのような人々と、接触する際に、有効な技能として働き、判定がある場合、DMとして使えるそうです。
・・・これだ!
【BAR:Cursed Adventurers】
ハイドインスターは、カウンターで、ウイスキーを、飲んでいると、見知らぬ、人影を、カウンターの裏に、見ました。
ハイドインスター:「マスター。 あの子は? 見慣れぬ衣装のようだが・・・」
女将ミンメイ:「ああ。あれ? 新しく雇った、用心棒「だんびら」です。 ほら、背中に、[だんびら]背負ってるでしょ? あれ、伊達じゃないのですよ」
ハイドインスター:「へぇ・・・」
ハイドインスターは、考えます。
ハイドインスター:「( 見れば、年のころ、20代前半か、18,9?といったところだろうか? もっと若いかもしれない。 長い金髪の若い娘だ。
いや、少年か、青年かもしれない
無表情に、カウンター裏で、店内を、警戒してるようだ。
体型は、滑らかな筋肉質で、余分な脂肪が付いてないし、胸の起伏も、殆ど無い。
服装は、奇麗で上質な布を使った、半袖、スリット入りの長いスカートのセパレート。
あらわになった、太腿には、見慣れぬ、刺青が、掘られている。 もっとも、シールかもしれないが・・・。
・・・いや? あの刺青どこかで・・・どこだっけ? )」
女将ミンメイ:「そういや、あんた。 仕事探してましたよね?」
ハイドインスター:「え? ああ、探してたよ」
女将ミンメイ:「これなんか、どうですか?」
「だんびら」の人物こそ、例の貴族です。
仕事として、親が、この子を、捜してるとして、送り届けるというものを、用意しようと想像しました。
なんて、ありがちな展開!
さて仕事を依頼をしてくる、貴族のプロフィールを決めましょう。
まず、探してるのは、父親だとおもうので、彼を決めます。
「Supplement4 Citizens of the Imperium」には、40人の貴族NPCが設定されています。
ランダムに決定するために、10面ダイスを、100面ダイスとして、振り、結果を、端数切捨てで、決めましょう。
41~49なら、振りなおし・・・いや、なにかしらのトラブルが、起こるとしましょうか?
とりあえず・・・(コロコロ・・・)・・・ 「04」・・・なので、「02」
伯爵夫人 UPP:84737D 30歳 3期 Cr.100,000
[刀剣戦闘-2] [銃器戦闘-1] [社交-1] (持ち物:特等チケットx2)
あれ・・・? 夫人? 父親ではない(爆)
母親・・・? にしては、若すぎる。
姉か?
従妹かもしれないし、友人かもしれませんね。
これは・・・。
ハイドインスター:「これは?」
ハイドインスターは、ミンメイの見せた、写真に映る、30代、いや、20代後半かもしれないが・・・その女性について、尋ねてみました。
女将ミンメイ:「そのひとは、アリアリ伯爵夫人と言って、ええと・・・」
うーん、夫人の所在地を、決めましょうか。星系は、横8、縦10なので、8面ダイスと、10面ダイスで・・・「0301」
女将ミンメイ:「たしか、リジャイナ星域の座標0301に、住んでいる、貴族さんなんですよ。それで・・・」
ハイドインスター:「座標0301?」
ハイドインスターは、脳裏に、リジャイナ星域図を、浮かべる・・・。
[航法-1]技能の見せ所ですね。
ハイドインスター:「まて。そこには、星系が、ないぞ?」
女将ミンメイ:「なぬ?」
確かに、存在しない(爆)適当に、決めすぎた模様。
ハイドインスター:「その座標の付近には・・・といっても、2パーセクも離れてるけど、ピクシー星系が、存在してるはずだから、そこじゃないのか?」
女将ミンメイ:「そういえば、この映像クリスタル、ピクシー星系製品だなー」
※トラベラーの世界での、記録媒体は、「カセットテープ」か、高テクノロジーであれば、「ホログラフィック・クリスタル」です。
というか、「カセットテープ」!?
トラベラーは、1977年に作られた、TRPGなので、まだ、CDとかフロッピーなどの「ディスク」という概念が無かったのでしょうね・・・多分。
まぁ現在でも、企業などでは、磁気テープは、大活躍中です。
少なくとも、2年前までは・・・。
だが、しかし、名称は「テープ」ですが、巻き取り式の、あの「テープ」ではないかもしれません。
なんたって、SFですからね! 短いセロハンみたいなのかも、しれません。
ハイドインスター:「ホログラフィー・クリスタルか! 凄いな、そういえば、あそこは、高テクノロジー製品の工場があるからな」
女将ミンメイ:「そうだっけ?」
ハイドインスター:「まぁ数が作れないので、レアだけどな」
女将ミンメイ:「とりあえず、このクリスタル情報を、見てくださいよ」
そう言うと、ミンメイは、映像クリスタルを、装置にセットし、録画ボタンを押しかけてから、再生ボタンを押しました。
3Dのホログラフィックが、表示されます。 そこには、アリアリ伯爵夫人が、映っており、彼女は、一方的に喋り始めます。
アリアリ伯爵夫人:「わたしは、ピクシー星系に住む、伯爵夫人アリアリです。 この度、妹が、貴族院での修行を、わたしの許可無く、中断し、退院手続きを済ませ、恩典拝領まで済ませて、姿を消してしまいました。
Xボート網による、連絡を受けて、慌てて、このリジャイナに、来て、探してみたものの、見当たりません。
わたしも、執務があり、長く滞在できないので、もう、立ち去らねばなりません。
発見次第、Xボート網を使って、連絡を頂きたいと思います。
出来れば、連絡と同時に、ヴィアリを、惑星ピクシーか、座標0301の邸宅まで、つれて来て欲しいのです。 報酬として・・・」
ザザザッ プツン・・・
ハイドインスター:「あれ? 消えたぞ」
女将ミンメイ:「うん」
ハイドインスター:「うんじゃなくて、え?」
女将ミンメイ:「それで、困ってんですよ!」
ハイドインスター:「は?」
女将ミンメイ:「知り合いのエレクトニクス・ショップに聞いたら、後半、データが飛んでるって言うのです」
ハイドインスター:「いや、その、わからん。 順序良く説明を願いたい」
女将ミンメイ:「つまり・・・」
ミンメイの話を、纏めると、下記の通りになります。
・アリアリ夫人は、クリスタルの内容の通り、惑星リジャイナの貴族院へ、妹を引き取りに来た。
・妹は、行方不明だったので、興信所や、警察へ行き、手続きを取った。
・興信所には、ミンメイの知り合いが勤めており、ミンメイに、探し出したら、報酬出すと約束した。
・知り合いが帰った後、クリスタルを預かったミンメイは、早速調べようと、装置に入れた。
・録画した。
ハイドインスター:「録画?」
女将ミンメイ:「録画ボタン押しちゃって」
ハイドインスター:「はぁ?」
女将ミンメイ:「なんとか、してくれませんか?」(にこやかに微笑む)
ハイドインスター:「えっ、ムリだろう。直せないよ。一応、復元措置も、やったんだろう?」
女将ミンメイ:「やったんだけど。駄目でした。 まっずいなぁ。 興信所のアホでバカのアイツには、借りを作りたくないのですよ」
ハイドインスター:「でも、興信所の奴等、コピーくらい、とってるだろう? 聞いてみたら?」
女将ミンメイ:「このクリスタル。テックレベルDなのですよ。コピーガードが凄くて、リジャイナ製品の機器でコピーはムリ」
ハイドインスター:「そうか・・・あれ? そういえば、上書き禁止措置や、消去防止措置は、されてなかったのか?」
女将ミンメイ:「いやー。わたしの、ビデオデッキってオーナーのお手製で特殊だから・・・。 実際、消えてるし」
ハイドインスター:「オーナーって、リズアさんか・・・でも、直せないよ」
女将ミンメイ:「後半が聞けないと、妹さんの名前や、顔、報酬額が、わからないからなー。わたしのコネに捜索依頼を頼むにしても、これじゃ、報酬が、決めれないし・・・」
ハイドインスター:「・・・まぁ、俺なら・・・今の情報で、探せるけどね」
女将ミンメイ:「え? ほんと? マジ? うそぅ?」
ハイドインスター:「見つけ出したら、幾ら貰えるんだい?」
女将ミンメイ:「うーん。どれくらいの期間で、探し出せるんですか?」
ハイドインスター:「そうだなー・・・まぁ、3,4日くらいかな」
女将ミンメイ:「すげー! じゃあ、良い宿で、ひと月暮らせるだけの金額出しましょう。えーと、Cr400 !」
ハイドインスター:「よし。ホントだな?」
女将ミンメイ:「マジマジ」
ハイドインスター:「よし、契約成立だ」
女将ミンメイ:「ほんとかなー。 じゃあ、頑張ってくださいよ」
ハイドインスター:「よーし、頑張るぞ。 ミンメイさん、後ろ見てご覧よ」
女将ミンメイ:「は?」
ミンメイの視界に映るのは、「用心棒だんびら」ひとり。
ハイドインスター:「あれだ。 彼女が、アリアリ伯爵夫人の妹さんだよ」
女将ミンメイ:「なぬー!??」
恐らく、アリアリ家か、ピクシー星系における、慣わしなのでしょうか?
ホログラフィーが、映し出していた、アリアリ伯爵夫人の姿は、片方の、フトモモが一部見えており、独特な「刺青」が、張り付いていたのです。
ハイドインスター:「( あの刺青は、「用心棒だんびら」の、太腿に、見えている、「刺青」と同じだ )」
女将ミンメイ:「あ、あんた・・・。ヴィアリさんですか?」
だんびら用心棒:「うん」
女将ミンメイ:「あんた、"用心棒だんびら"って名乗ったじゃないですか!」
だんびら用心棒:「わたしの国では、名前は言わず、あだ名を伝えるのが、慣わしだ」
女将ミンメイ:「ゲーッ!!!!!!!」
ハイドインスター:「Cr400 くれ」(※確か、4万円くらいと同等)
女将ミンメイ:「ゲーッ!!!!!!!」
だんびら用心棒:「わたしは、騎士ヴィアリ・アリアリ。デイムの称号を持っている。貴族院を、脱退したけど、クレジットが、無くて、国に帰れないから、ここで、用心棒をして、稼いでいるのだ」
女将ミンメイ:「そうだったのかーっ!」(にこやかに、微笑む)
ハイドインスター:「・・・おまえ、従業員の素性くらい、調べろよ・・・」
3.囚われのミモトさん
──────────────────
ちょっと長くなったので、ミモトの方へ、視線を移してみましょう。
【Scene Of Chara.Mimoto 001-1105】...
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
さて、とんでもない、言いがかりで、警察署に拘束されてしまった、ミモトですが・・・。
今日の遭遇を見てみると
法的遭遇あり(理解されない)
※警官の目的(特定の噂「背景情報」)
※警官の情報(知人、女性)
※警官が反応したもの(ミモトの耐久度)
と、あります。
知人の女性とあるので、もはや、前回の、女性警官でしょう。
彼女は、ミモトの「背景情報」について、聞き出そうとしているのでしょう。
ミモトは、言い訳するわけですが、「理解されない」ようで、「データ」について、聞き出そうとしています。
女性警官は、ミモトの「耐久度」に着目しているようです。
UPP(標準プロファイル)における、「耐久度」とは、キャラクターの「決断力、スタミナ」を評価する値です。
つまり・・・
女性警官:「しぶといヤツだな!」
ミモト:「そ、そんなこと、言われても・・・」
と、言ったところでしょうか?
兎も角、ミモトは、解放してもらおうと、説得を試みます。
その結果、女性警官は、態度を改めるかもしれませんので、「反応表」を振ってみることにします。
(コロコロ・・・)
「関心を持つ」
おや? ちょっとは、分かってくれたようです。
しかし、解放までは、至らない気がします。
関心を持ってもらったので、DM(サイコロ修正)+1をつけて、もう一度、「反応表」を振って見ましょう。
(コロコロ・・・)
「とても友好」
おお!? ウソみたいですが、最高に良い反応になりました。
とりあえず、理解して貰えたのでしょう。
仲良くなったのかもしれません。
恐らく、警官は、謝罪もしてくれたのでしょう。
カツ丼も、出たに違い有りません。
ミモトも、きっと、良い気分になったのでしょうから、女性警官と、連絡先を交換しあって、分かれることにします。
気になる、「データ」については、ミモトも、独自に調べようかなぁと思っているかもしれません。
女性警官の名前を、決めておきましょうか。
別のゲームですが、僕が使っている、それっぽいキャラクターが居るので、彼女の名前である、「ファンナ・セイバー」を、使用することにします。
4.貴族の娘さん
──────────────────
さて、視線を、「ハイドインスター」に、戻してみます。
デイム。もしくは、サー(卿)・ヴィアリの話を聞くと、次の通りでした。
デイムという称号は、騎士階級である女性に対する称号だそうです。
・貴族の修行をするために、貴族院へ、入学。
・1期(4年)過ぎたところで限界を感じ、自主退学。
・恩典として、「だんびら」を、拝領。
・家に帰ろうと思ったが、クレジットが無いことに気がつく。
・困っていると、暴漢に囲まれてる、変な格好の女性を発見。
・変な女性を助けると、「強ぇーな。あんた、うちで、用心棒しませんか」と言われた。
・旅費を稼げると思って、承諾。
改めて、ヴィアリ嬢さんを見ています。
キャラクターデータとしては、下記の通り。
騎士ヴィアリ UPP:A4877B 22歳 1期 だんびら
[刀剣戦闘(だんびら)-1] [航法-1]
筋肉質で頑丈そうな身体ですが、動きが鈍そうです。
人並みの知性のある顔つきをしてますが、高貴なオーラを感じ取れます。
ハイドインスター:「その、『変な女性』というのが、ミンメイだな。 その背中の翼の、せいだな」
※女将ミンメイは、機械式の鳥の翼型のギミックを背負っている(ファッション?)
女将ミンメイ:「酷ぇーな」(にこやかに、微笑む)
ハイドインスター:「ともあれ、これで、彼女を、興信所に、引き渡せば、終わりだな」
女将ミンメイ:「それなんですが・・・」
ハイドインスター:「なんだ? まだ、なにか、あるのか?」
女将ミンメイ:「実は、クリスタルのミステイクを隠すために、全部、こっちでやるって、押し通してしまったんですよ!」(にこやか)
ハイドインスター:「・・・てことは、向うに、連絡をして、さらに、ヴィアリちゃんを、アリアリ伯爵夫人のところへ、送り届けるってことか?」
女将ミンメイ:「その通り。 それ、あんた、やってくれませんか」
ハイドインスター:「はぁ!?」
ミンメイは、アリアリ伯爵夫人から、興信所に託された、「特等チケット」を、貰っていました。
ピクシー星系までは、最短距離で、7パーセクです。
途中、6パーセク目に、ブーギーン星系があるので、最高のジャンプドライブを積んだ船なら、2回のジャンプで到達できる距離です。
貰った、チケットは、6枚。
ハイドインスター:「つまり、ヴィアリの分と、付き添いの往復分か・・・」
女将ミンメイ:「お願いできませんか?」
ハイドインスター:「でも、報酬わからないから、誰にも頼めないって言ってたじゃないか」
女将ミンメイ:「この際、幾らかは分からないですけど、出た報酬の半分を、あげますから」
ハイドインスター:「う、うーん。・・・ちょっと考えさせてくれないか」
女将ミンメイ:「どれくらいですか」
ハイドインスター:「来週の頭ぐらいまでには」
女将ミンメイ:「わかりました」(にこやか)
ハイドインスターは、バーを後にします。
5.ライブラリーデータ
──────────────────
2日目のハイドインスターにも、「法的遭遇」が、あります。
法的遭遇の概要は・・・
・法的遭遇あり(敵対的、攻撃するかもしれない)、無作為遭遇なし
※(法的遭遇の補足:特定の噂「ライブラリ・データの参照」(補足:知人、男性、本人以外の事柄))
・・・でした。
警官は、どうやら、ハイドインスターの、「知人」のようです。
彼は、ハイドインスター本人以外の事柄について興味を示し、ハイドインスターに、「敵対的」な意志を持っているようです。
接触してきた、理由は、『特定の噂「ライブラリ・データの参照」』
「ライブラリー」というのは、図書館や、コンピュータ内の、データベースのことです。
知人では、ありますが、ハウスルールで決めることのできる、「親愛度」を決めていませんでした。
サイコロを振って、決定してみます。
(コロコロ・・・)
結果は、「知り合い(友好3段階)」
知り合いとしては、最高の友好です。友人の1つ手前。
ついでに、UPPも、決めてしまいましょう。 「Supplement1 1001 Characters」の出番ですね。(コロコロ・・・)
警察官 UPP:59CB96 26歳 2期 カービン
おや? 若い警官ですね。カービン(ショートライフル)を担いでいます。
警官:「ハイドインスターさん、ちょっと、いいかな?」
ハイドインスター:「どうしたんだ。 イヤに険しい顔つきをしているが?」
そういえば、「本人以外の事柄」の「事柄」について、決めてませんでした。
反応補足表(ハウスルール)を、つかって決めてみます。
結果は、「教育度」
つまり、ハイドインスター以外のだれかの「教育度」について、彼は、着目しているのです。
しかし、今まで出てきた中で、特に、「教育度」に特徴のある人は・・・ああ、居ました! ミモトと仲良く(?)なった、女性警官「ファンナ・セイバー」です。 彼女の教育度は、C(12)ですから、とても、特徴的です。
これは・・・? とりあえず、警官と彼女の親愛度を調べてみましょう。(コロコロ・・・)「友人」ですね。
名前を決めよう。 先ほどの、ファンナさん繋がりで、別のゲームだけど、持ちキャラの、「アーク」に、します。
警官のアーク:「実は、先輩の女性警官で、優秀なヤツがいて、そいつが、出世しそうなんだよ」
ハイドインスター:「それは、めでたいことだな」
警官のアーク:「それで、調べてみたら、彼女は、今、何かの事件を追っていて・・・何かの「データ」を探ってるんだ」
ハイドインスター:「へぇ?」
警官のアーク:「手助けしてくれないかな? あんた、退役したんだろ? ヒマだよね?」
ハイドインスター:「酷い言い方だな。 いや、俺は、いま、ちょっとした用事があってだな・・・」
警官のアーク:「礼は、するからさ。これが、俺が調べた、ライブラリーデータを収めたカードだ。まずは、これを見てくれ」
ハイドインスター:「おいおい、こんなの、俺に、渡して、大丈夫なのか?」
警官のアーク:「じゃ、頼んだぜ!」
ハイドインスター:「おい、ちょっと、まてよ!」
アークは、立ち去ってしまいます。
迷惑な厄介ごとの押し付けも「攻撃」の一種でしょうから、「攻撃してくるかも?」ってことで、どうでしょうか!
敵対的というのは、「高圧的」だったてことで!
6.次回に、続く
──────────────────
次回は、3日以降を、遊んでみたいと思います。
ハイドインスターと、ミモト・・・繋がりそうな、繋がらないような・・・。
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