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2007.05.06

土曜セッション:D&Dグランゼリカ(その14)【ベジルグリンの緑の翼】

《冒険13回目の巻き》
Dd_14_01


★土曜に、1人暮らしをしている友人宅へ押しかけ、夜な夜な遊んでるわけですが、今夜も、Dungeons&Dragons3.5版を持っていくわけです。


《シナリオ準備》

★前回の、終わりに、元の町へ、帰ろうという意見が出ていたので、それを見越して考えてみることにします。
 そして、冒険者達は、レベルアップしました。


《シナリオ:ベジルグリンの緑の翼》冒険12回目

★ルールの解読進捗は、相変わらず、3割ちょっと程度という状態ながらセッション開始です。

参加キャラクターは下記の通り。

 ゴールド・キャプファン(人間、25歳、男性)
  【属性:秩序にして善】
  クラス:パラディン(レベル7)

 ケレス(人間、22歳、男性)
  【属性:中立にして善】
  クラス:クレリック(神格:ペイロア)(レベル7)

 チェレ(人間、20歳、女性)
  【属性:混沌にして善】
  クラス:ローグ(レベル7)

(NPC)
 リリージ(人間、23歳、女性)
  【属性:混沌にして善】
  クラス:バーバリアン(レベル4)、ウィザード(レベル3)

1.シルバーからの依頼


DM:えーと、確か、ラックルスタートに、帰るのですよね?

ケレス:いや、別に、帰らなくてもいいかなぁと思ったり。

DM:えー? いや、でも、シルバーさんが、やって来てですね。 「西の町に戻るという、話しを聞いたのですが・・・、よければ、わたしも、連れて行ってくれませんか?」 と、言ってきますよ。

ケレス:そういえば、初めて会った時に、「西に行く」と、言っていたな。

シルバー(DM):「ええ、ちょうど、あなた方が行こうとしている、ラックルスタートタウン付近まで行きたいのです」

ゴールド:「いや、あんたなら、空を飛んでいけるだろう!」(笑)

 ※ゴールド達は、シルバーの正体は、シルヴァードラゴンだと思っている。


シルバー(DM):「いえ、上空は、グリーンドラゴンが、飛んでいて、わたしでは、ちょっと・・・って、わたしは、飛べませんよ!」

チェレ:「そういうことに、しておこうか」

ケレス:「って、グリーンドラゴンが、うろついてるのか!?」

シルバー(DM):「グリーンドラゴンは、兎も角、わたしを、付けねらっている変態が居るのは事実で・・・、彼から、わたしを、守って欲しいという理由もあります。 どうでしょう? 護衛として、ひとり、500gpで、雇われませんか?」

ゴールド:「変態?」

シルバー(DM):「そうです。 正体は、わかりませんが・・・、わたしを付けねらっていて、彷徨ってるようなのです」

チェレ:「グリーンドラゴンが?」

シルバー(DM):「違いますよ」

ケレス:「まぁ、行く方向が一緒なので、雇われても良いですよ」


2.ベジルグリンの緑の翼


 冒険者達は、準備を整えると、「城砦都市ファ・テリア」を、発ちました。
 西門を出て、街道を進みます。

 3日も、行くと、巨大な砦が見えてきます。

DM:巨大な砦は、元「オーク砦」ですね。 ファ・テリアから派遣されてきた、警備隊が、巡回しています。 時々、オーク達を、枷で、捕縛した団体を、連れて行く様子などが、見物できますよ。

ケレス:「なるほどな。 あの巨大なゴーレムは、街に帰ってきたんだっけ?」

リリージ(DM):「もう、戻ってますね」

DM:君らは、街道をさらに、4日後・・・、レイファードタウンへ、到着します。 一泊して、町を、出て、さらに、西へと向かいますね。

ゴールド:「ラックルまでは、ファテリアから、2週間だから、あと、一週間だな」

DM:・・・で、3日ほど行った頃・・・、全員、〈視認〉判定を、行ってくださいー。

 冒険者達の、視界の端・・・、遠く離れた上空に、緑色の飛翔する影が・・・・

ケレス:「・・・おいおい、まさか、グリーンドラゴンじゃないだろうな」

シルバー(DM):「大型のグリーンドラゴンですね」

ゴールド:「こちらに、飛んでくるように見えるぞ」

チェレ:「か、隠れるところは・・・」

リリージ(DM):「南の方角に、林が見えますよ」

ケレス:「そこだ! 皆、走れ」

 冒険者達は、林へと向かい、隠れます。

シルバー(DM):「離れていきますね」

ゴールド:「シルバーは、あれに、追われてるのか?」

シルバー(DM):「まさか」

チェレ:「どうしようか」

リリージ(DM):「陽も暮れてきました。 とりあえず、ここで、野宿したほうが、良いですよ。 他は、見晴らしが良すぎますしね」


3.夜のお誘い


 1~2時間で、4交替で、夜番を立てる冒険者達。
 リリージは、ウィザードなので、連続して、8時間寝る必要があります。
 彼女は、早めに寝て、明け方、見張りに立つのでしょう。

 大体、ゴールド→チェレ→ケレス→リリージ の順で見張ってると思われます。
 単純に、プレイヤーの席順だったり(逆時計回り)・・・。

DM:ゴールドさん、なんか、遠め・・・60フィート(約18m)の森の奥で、灯りが、ユラユラ~っと、揺れていますよ。

ゴールド:「? なんだ? 皆を起こそう」

ケレス:「ん・・・、誰か居るのか?」

チェレ:「声を、かけてみようか? おーい」

DM:返事はないですね。 なんか、ヒュオオオ~と、風のような音はするけれど。

チェレ:「アンデッドだろうか?」

ケレス:〈宗教知識〉で、判定してみよう。(判定する)

DM:うーん。知らないようですね

ゴールド:「リリージは、分からないのか?」

リリージ(DM):「うーん。わかりませんね。 次元界の生き物かもしれませんよ」

ケレス:「〈次元界〉知識ないしなー」


 襲ってくる様子もないので、放っておくことにして、見張り以外は、就寝します。
 途中で、突然、目の前に現れたりしたので、追い払ったり、なかなか寝付けない状態が続きます。


ケレス:「・・・増えてるし」 (灯りが、4つになっている)

チェレ:「なんなんだよー?」

DM:明け方になったら、消えましたよ。


 ※ウィル・オ・ウィスプ・・・灯りの正体は、「小型サイズの異形(風)」で、風の元素界と関わりのある生物です。
   彼らは、恐慌・恐怖・死と結びついた感情をエサにしているクリーチャーなのです。
   戦闘はできるだけ避ける性格で、住処の、沼などに、旅人を誘い込み、溺れさせる手段を好むそうです。
   戦闘になると、電撃ショックの攻撃を、繰り出してきます。


4.森の古城

DM:(さて、ウィル・オ・ウィスプを使って、森の奥へ誘うことに、失敗したぞう。 最早、追い込むしかあるまい)

チェレ:「ドラゴンは、いないかな?」

DM:林から、外を覗くとですね。 緑色をした、大型のトカゲが、鎮座しておりまして、片手に、水晶玉のようなものを持って、ウロウロしてますよ。

ケレス:「なんだ? マジックアイテムか?」

DM:翼のあるそれは、こちら側に、向かってきますよ。

ゴールド:「まずいな」

ケレス:「林の奥へ逃げよう」

シルバー(DM):「それが、良さそうですね」


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DM:林の奥に向かうと・・・、しばらくして、古そうなうち捨てられた城のような建物が見えてきます。 尖塔が、そびえてるのが見えますよ。 城は、石の壁に囲まれていて、その周りを沼が、囲んでますね。 〈視認〉判定をして下さい。

チェレ:(判定して、DMから情報を貰う) 「あそこに、小船がある」

シルバー(DM):「背後から、木を押し倒して、迫ってくる気配がありますよ!」

ゴールド:どう見ても、これに乗れと言ってるようだから(笑)、船に乗るしかないのか?

リリージ(DM):「沼の向うの石壁の側面に、両扉も見えますね」

ケレス:「よし、乗り込もう」


 冒険者達は、小船に乗り込み、壁際の、両扉を開けて、庭に侵入します。
 庭には、石造りの3階建ての屋敷と、その上に建つ尖塔があるようです。
 冒険者達は、入り口を発見し、屋敷の中に入っていきました。

チェレ:「暖炉を調べたら、床に、隠し扉があったよー」

ゴールド;「この部屋には、上に上がる階段もあるようだな」

DM:外壁・・・つまり、屋敷を囲んでいる外壁を、ドカンドカンと、叩いている音がしますよ。

ケレス:「うーん、アホなドラゴンだな。飛び越えれば良いのに」

シルバー(DM):「アホですね。そのうち気がついて、飛び越えてきますよ」

ゴールド:「俺が、下に降りて、様子を見てこよう」

チェレ:「えー、上に上がれるようだよー。 何かあるかもしれないよ」

ケレス:「あのな。 上に言ってる間に、ドラゴンが、来たらどうする気だ?」

チェレ:「ちぇー」

DM:(ちぇー、上に上がって捜索するなら、ドラゴンと戦闘だったのにぃ・・・)


5.吸血鬼の住処

 冒険者達は、暖炉の側に発見した、隠し扉の梯子を降りて、地下へと入ります。


DM:25フィート(約7.5m)四方の石造りの部屋です。 奥の壁に、扉が一枚付いています。 あと、部屋の右隅は、べったり濡れていますよ。

チェレ:「? なんだろう? 近づいて調べてみよう」

DM:〈視認〉判定お願いしますよ。

チェレ:(判定し、結果をDMから聞く) 「げげ、グレイ・ウーズ(灰色の粘体)だ! また、こいつかー!」

 ※グレイ・ウーズ・・・酸性の粘液を分泌して襲ってくる、巨大なアメーバー。 攻撃しても、されても、革製、木製や、金属製の物を、溶かす。 石は溶かせない。


ケレス:「厄介だな。 武器が溶けるぞ」

チェレ:「矢を撃とう」

 矢で、潰れた、グレイ・ウーズを、横目に、扉を調べて、開き、奥へ進む冒険者たち。

シルバー(DM):「上で、ドラゴンが、暴れてる音がしますね」

ゴールド:「当分、戻れそうにないな・・・」

DM:扉を開けると、5フィート幅の通路が、40フィート伸びていて、途中の右手の壁に、扉が一枚と、通路の突き当たりに、1枚扉がありますよ。

チェレ:「それじゃ、手前の扉から、調べようかな」


 扉には、鍵がかかっていたため、チェレが、解錠して、扉を開けました。
 中には、宝箱が、3つありました。

ケレス:「おい、チェレ。 箱があるぞ」

チェレ:「はいはい。 調べますよー」 (判定して、結果をDMに聞く) 「鍵は、かかってるけど、罠はなしーと、あけちゃえ」

DM:実は、罠はあったので、箱から、毒矢が飛んできます。(命中判定 コロコロ) 外れた!

チェレ:「うひょ」


 残り2個も、罠を見つけて外したり、外れなくて矢が飛んだりしたものの、お宝を入手しました。
 そして、通路に戻って、奥の扉の鍵を、解錠して、扉を開けます。

DM:幅35フィート、奥行き40フィートの広い部屋になっています。 床は腐ったカーペットで、天上には、かつてシャンデリアが釣り下がっていたであろう鎖が、垂れ下がってるとかです。 あと、左右の壁に、3つずつ、扉があります。 奥の壁には、2つ、扉が、ついてますね。

ケレス:「扉ばかりだな」

チェレ:「ぅえー」

ゴールド:「うーん」

 とりあえず、チェレは、右端の扉から、順番に調べていきます。

チェレ:「罠はないけど、鍵があるなぁ・・・良し、開いた」

ゴールド:「どれ、開けてやるか。 ・・・なんだ? ガラクタの山が入ってるぞ」

チェレ:「調べてみるよー」 がさごそ・・・

 そんな調子で、一つ一つ調べていきます。
 右側3つとも、ガラクタばかりでした。

 チェレは、とっとと、正面の壁に付いている、扉へと向かいます。

DM:チェレは、扉を調べに行きました・・・ところが、扉の前に、落とし穴があったのです! 反応セーヴィングスローをしてください!(笑)

チェレ:「ぷぎゃ!」 (反応セーヴ判定を行う)

DM:うーん、残念。 落ちなかった!

チェレ:「危なかった。 もしや、隣の扉の前もかなー」 10フィート棒で強く床を叩く。

DM:ボソッ!と、穴が開きましたよ。

チェレ:「うげー」

 そんなこんなで、全ての扉と、その奥の部屋を調べましたが、ガラクタしか出てきません。

ゴールド:「水没した部屋もあったが、問題外だな。 出口がない」

リリージ(DM):「戻るしか、無いですかね?」

ケレス:「・・・いいや、通路に戻って。 チェレ、途中にあった扉の反対側の壁に、隠し扉が無いか、調べてくれよ」

チェレ:「ほーい」

DM:(捜索判定の値を見て) うーん、ばれたか。 隠し扉がありましたよ。

ケレス:「やりい! 開けようぜ」

DM:隠し扉を開けると・・・5フィート幅の通路が、20フィート伸びていて、突き当たりに、そこそこ豪華な装飾の入った扉が付いています。

チェレ:「調べてみよう・・・」(捜索判定と、聞き耳判定を行う)

DM:罠は無いけれど、鍵がありますね。

チェレ:「あけるよー」 (解錠判定)

DM:開きましたよ。 でも、引けども、押せども開かない。

チェレ:「あれ??」 ええと、スライド式かな?

DM:まぁ、調べてみると、なんだか、扉は、壁に、張り付いてるだけですね。

ゴールド:「ダミーか??」

リリージ(DM):「つまり、行き止まりですか」

ケレス:「横の壁を調べてみろよ」

チェレ:「えーと・・・」(捜索判定)

DM:左の壁に隠し扉がありました。

ゴールド:「また、隠し扉か」

 冒険者達は、扉を抜けて、広い通路を歩き、突き当りの両扉の鍵を開けて、部屋に入りました。

DM:30フィート(9m)四方の、部屋ですね。腐ったようなカーペットが引かれていて、四方の壁に、1枚ずつ、扉がついています。正面は、両扉ですね。

チェレ:「とりあえず、それぞれ、扉を調べてみよう」

 扉のひとつに、罠があったりで、危ない目にあったものの、鍵も開けて、それぞれ覗いてみたのでした。

チェレ:(正面の両扉の向こうを覗いて)「ぶっ!・・・なんか、気持ち悪い生き物が、うようよいるよ」

ケレス:「えー」

ゴールド:(ディテクト・イーヴル(悪の感知)を使用) 「その扉の向こう側は、悪がいるなー」

チェレ:「鍵かけなおしとこ」


 罠のあった、入った扉から向かって左の部屋を調べるものの、2,000gpが、入った箱を見つけただけでした。

 気を取り直して、入った扉から向かって右側を調べてみる一行・・・。


DM:覗いてみると、5フィート幅の通路の向こうに、幅15フィート(4.5m)、奥行き20フィート(6m)の部屋があり、大きな棺桶が、3つ、奥に並んでいますよ。

チェレ:「ヴァンパイア(吸血鬼)かー?」

ケレス:「だろうなー。強いぜ、ヴァンパイアー」

ゴールド:「そうなのか?」 ディテクト・イーヴル(悪の感知)してみよう。 「ゴールドアイッ!」

DMイーヴル(悪)の反応がある。 しばらく精神集中してるとわかるけど、棺桶に1つずつあるね。 合計、3つですね! 貴方よりは、HDが、なさそうです。

ゴールド:「悪がいるぞー。3つー」

チェレ:「えー! ヴァ、ヴァンパイア、3体って、きつくない?」

ケレス:「ヴァンパイアだったら、洒落にならんぞ。 しかし、行く場所も無いし、やっちまおうぜ」

DM:まぁ、騒いでると、棺桶の蓋がずれるわけですよ。がたっ!と。

ゴールド:「よし、はいるか」 DM!俺、ブレス・ウェポン(武器祝福)かけてから入るね?

 ※ブレス・ウェポン(武器祝福)・・・パラディンレベル1呪文(パラディンクラスレベル4から使用可能の呪文)。 武器にかける呪文で、武器は、「善属性」となり、武器に、+1強化ボーナスを与える。 更に、悪属性の敵に対しては、クリティカル可能状態(武器にもよるが、攻撃ロールで、クリティカル値が出た場合)に、なった場合、判定なしで、自動的にクリティカルに成功する。

DM:はーい。 では、全員、イニシアチブ振ってくださいねー。

 もし、敵が、ヴァンパイア(吸血鬼)だとしたら、大変です。 脅威度は、5から、20ですし、目を向けられただけで、麻痺したり、殴られたら、生命吸収で、レベルを下げられたりします!

 それが、3体も! オソロシー!

 姿を現す前に、倒してしまおうと、電撃作戦で、挑みます。

 魔法をかけたゴールドは、部屋に飛び込み、開いた棺桶のひとつに、剣を差し込むのでした。


ゴールド:よし、ここは、悪を討つ一撃!を使うぞー! 「たぁー!」

 ※悪を討つ一撃(超常)・・・パラディンの必殺技で、敵が、悪属性の場合、攻撃ロールに、魅力ボーナスを足せる。 さらに、ダメージにおいて、パラディンレベル分のダメージを追加で加えることができる。 ゴールドは、レベル7なので、1日に、2回使用可能です。


DM:(命中判定結果を見て) ・・・うわあ、当たるねー。 じゅばー!と何か溶けるような音がする、ゴールドの剣は、棺桶の底に、ガツンと、突き当たる感じがします。 妙な感触ですね。 確かに手ごたえは、あったけど、実態が、無い感じです。

ゴールド:「は? なんだこれ」


 棺桶の中の敵は、ガス化状態に、変化していたので、通常ならば、物理的な武器では、ダメージを、与えることが出来ないのですが、ゴールドの武器は、現在、「魔法の武器」となっていたので、ダメージを、与えることが、できたのでした。

 くっそー!

ケレス:よし!俺の番だな! 「ペイロア、舐めんなー!」 滅却で!

 ※滅却・・・ペイロアの神官で、領域が、「太陽」の場合は、1日1回だけ、ターンアンデットの効果を、「アンデット破壊」にすることが、できるのです。


ケレス:(退散判定をする)・・・1d20+魅力ボーナスだから・・・表の結果をみると、22以上出たから、俺の最大の、12HDまで、退散可能だ。 実際の退散ダメージは・・・2d6+クレリックレベル7+魅力ボーナス4+退散強化+1で・・・どうだ! 1体は、倒せたかな!

DM:・・・ええと、棺桶の3つともから、「ギャー!」と悲鳴が起こって、全滅しました(笑)

ケレス:「あれー!?」 よ、弱すぎないか?

シルバー(DM):「ヴァンパイアじゃなかったのかもしれませんね。 今となっては、わかりませんけど」

ゴールド:「跡形もないぞ」

 棺桶の中にいた、モンスターは、「ヴァンパイア・スポーン」という、ヴァンパイアの下級タイプだったのでした。
 ヴァンパイア(吸血鬼)は、血を吸うことで、仲間を、増やしますが、相手が、4HD以下の場合、この、ヴァンパイア・スポーンとなるのです。
 4HDなので、ケレスの退散(ターンアンデット)の敵じゃないのですね。 残念!
 まぁ、運が悪ければ、退散判定で、なんとか、耐えたかもしれません。

チェレ:「ようし、部屋を、漁ろうー」

DM:では、いつも通り、宝は、決めてないので、宝物表を、振ってねー。箱が4つありますよ。

 しばらく、宝物表を、振る、プレイヤーたち・・・。


ケレス:うわー! 相変わらず、ろくなアイテムでねー。

チェレ:また、巻物だよー

DM:ダイス目よければ、ざっくざっく出るのになー(笑)

チェレ:「隠し扉とかないなー」

ケレス:「うーん、後は、妙なやつらが、うようよいた、部屋だけだな」

ゴールド:「どうするかな」

 思案した結果、突撃することに、したのでした。

ゴールド:「どりゃー!」 ばーん(扉を開ける)

リリージ(DM):(次元知識判定を振って)「ありゃ? これは、低級のデヴィル(悪魔)のレムレーですよ」

ケレス:「げえー!? デヴィルって、やばいだろ!」

リリージ(DM):「でも、こいつら、2HDですよ」

ゴールド:「弱いな」

 弱かった。

DM:この部屋の奥に、両扉がありまして、開けると、また、小部屋になっていて、奥の壁に、石の水槽があります。

ケレス:「うーん、ディテクト・マジック(魔法の感知)をしてみよう」 びびー

DM:石の水槽から、魔法を感じますね。 リリージが、「明日になれば、アイデンティファイ(識別)の魔法を準備できるので、調べることができますよ」 と、言っていますよ。

ゴールド:「明日かー」

リリージ(DM):「呪文学で、見る限りでは、召喚系呪文が、かかっているぽいですね」

ケレス:「じゃあ、ここで、一泊するか」


 翌日、リリージの、アイデンティファイ(識別)の呪文により、水槽の使い方が判明しました。

リリージ(DM):「水槽に手を入れて、行きたい場所をイメージして、特定のコマンド・・・これも、判明しますけど、それを、唱えると、そこへテレポート(転送)できるみたいですね」

ケレス:「へー、じゃあ、これを、使って、帰るか」

ゴールド:「そうだな」


 しゅぽーん!しゅわわわわ~


《感想とか反省》

 ウィル・オ・ウィスプで、誘う作戦が、思った以上に、上手く行かなかったので、「そういうものなのだなー」と、思いました。
 うへ。

 ドラゴンは、追い込み用だったので、上手く、逃げてくれたので、良かったです(笑)。
 いざとなったら、シルバーさんが、ほにゃららってくれた訳ですが、ほにゃららると、ほにゃらららなので、ほにゃららでした(謎)。

 最後のボス? ヴァンパイア・スポーンですが、脅威度4で、HD4の、レベル7冒険者からすれば、カスのような存在ですけど、計算だけで行くと、3体いたので、合わせて、脅威度6ですよ!

 本物の、ヴァンパイアは、正直、強すぎかも! と思ったので、丁度良いなーこれ! と、スポーンさんを、出してみました!

 狙い通り(?)、怖がってくれましたし!(笑)
 4HDですが、スポーンさんは、呪文抵抗(呪文をある程度無効化する能力)も、あるし、銀と善以外の攻撃を、ある程度カットする能力もあったので、そこそこ、怖い奴なのです。

 パラディンと、プリーストがいれば、かなり、ラクチンですけどね!

 と、言うわけで、冒険者達は、ラックルスタートに、帰還しました。

 次は、どうしようかなー。

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コメント

うーん、さすがにデカイグリーンドラゴン相手はまだ無理だよなー、、HP3ケタでようやく運がよければ、、、ってLvやなあ

投稿: ゴールド | 2007.05.06 19:07

何人か死んでなら勝てるかもしれんけどまあ無理っぽいね緑竜は。

安定した戦闘力のゴールド。

普段の技能と博打攻撃のチェレ。

対アンデットと回復のケレス。

何となくいてるリリージw。

バランスの取れたパーティですな。

投稿: ケレス | 2007.05.06 23:48

じゃあリリージはオッパイ要員で

投稿: ゴールド | 2007.05.09 00:23

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