土曜セッション:D&Dグランゼリカ(その8)【魔獣の氷像(第一話)】
《冒険7回目の巻き》
★土曜に、1人暮らしをしている友人宅へ押しかけ、夜な夜な遊んでるわけですが、今夜も、Dungeons&Dragons3.5版を持っていくわけです。
《シナリオ準備》
★現在位置は、「城砦都市ファ・テリア」でございます。
「ファ・テリア」は、共同体規模で言うと、「小さな都市(人口5,001~12,000)」で、gp上限が、15,000gpです。
結構色んなものが売ってるし、NPCのレベル10クラスが、2人はいるような街です。
お金さえあれば、結構ヘマしてもフォローが効きそうですよ!(勘違い)
さて、現在は、リアル季節は、冬ですね。
冬は、やはり、「雪」を出したところです。実際に寒いし!
なので、豪雪!吹雪を入れましょう。
あとは、そこそこ深いダンジョンを用意できればなぁという感じで・・・
《シナリオ:魔獣の氷像(第一話)》冒険7回目
★ルールの解読進捗は、相変わらず、3割ちょっと程度という状態ながらセッション開始です。
参加キャラクターは下記の通り。
ゴールド・キャプファン(人間、25歳、男性)
【属性:秩序にして善】
クラス:パラディン(レベル4)
ケレス(人間、22歳、男性)
【属性:中立にして善】
クラス:クレリック(神格:ペイロア)(レベル4)
チェレ(人間、20歳、女性)
【属性:混沌にして善】
クラス:ローグ(レベル4)
DM:(前回の経験点を言い渡して)レベル上がらないでしょ?
ゴールド:あと、210点で、レベル5なのに。オマケしてよ。
DM:嫌です。
ゴールド:オレ、フルプレートメイル買ったんで、金が無いんだよなぁ。 そうだ、今までは、ショートボウ(短弓」)だったので、皆に遅れを取っていたけど、コンポジット・ロングボウ(合成長弓)を買ったので、先制できるぞ。
ケレス:俺ら(&チェレ)は、ライト・クロスボウ(軽弩)だけどな。
※弓の射程距離は、下記の通りなのです。(1フィート=30.5cm。大体10フィートで3m)
ショートボウ:60フィート
ライト・クロスボウ:80フィート
コンポジット・ロングボウ:110フィート
チェレ:わたしの注文していた、魔法+1の、ミスラルチェインシャツ(ミスラル製の鎖胴着)は?
DM:2,100gpで、一週間後に出来るらしい(実際は1日で出来上がるけど)。
※ミスラル(Mithral)とは、「錬金銀」と呼ばれる、銀色に輝く金属で、鉄より軽いが同じくらい硬いという金属で、鋼鉄のように鍛えると素晴らしい鎧や武器が作れるという金属です。
希少価値が高いので、値段も高い!
この金属は、非常に軽いため、重量も半減だし、鎧の場合、種類が1段階下がる。
つまり、「重装鎧」は、「中装鎧」の扱いになる。だたし、「軽装鎧」を、「鎧なし」扱いには出来ない。
さらには、「呪文失敗率の10%軽減」「敏捷上限ボーナス+2」「防具ペナルティを2軽減(最低0まで)」という特典が付くのだ。
注意すべきは、「銀」の特性は備わっていないということかなぁ。
※魔法+1の鎧というのは、魔法の加工によって、ACに+1つく鎧です。 あと、魔法の鎧は、必ず、「高品質」なので、鎧ペナルティも1軽減されます。
ケレス:オレは、ホールディングバッグを買うよ。幾ら?
DM:バッグ・オブ・ホールディング(物入れ袋)のこと? これは、4種類あるんだ。2,500gpと、5,000gp、7,400gp、10,000gpのがある。
ケレス:一番安いので。
チェレ:2,500gpか。わたしも買う。
ゴールド:俺もー。
※バッグ・オブ・ホールディング(Bag of Holding)とは、2フィートx4フィート(約60cmx120cm)の、ありふれた布製の袋に見える。
しかし、この魔法の袋は、入れたものの重さを無くすことが出来るのだ。
つまり、ドラ●もんのポケットと同じ。
種類が4種類あって高いものほど、沢山入る。
そう、上限があるのです。
一番安いので、重さ250ポンドまで、大きさ30立方フィート。
中は異空間になっている。
チェレ:これで、軽装状態になった♪
DM:さて、君らは、現在、「ファ・テリア」という街に居ます。 買い物したり、鎧の出来上がりを待っていると、1週間くらい経ちます。
※城塞都市「ファ・テリア」
ファ・テリアは、グランゼリカ国の古い言葉で、「遠い街」という意味です。
王都「グラン・ゼリカ」から遠く離れた都市のためだと言われていますが、定かではありません。
現在、グランゼリカ王国の臨時王都は、この、ファ・テリアとなっています。
昨年終結した「戦争」の折、悪の帝国「ヴァルダーク」は、グランゼリカの王都を含む、東半分を蹂躙しました。
グランゼリカの主な軍隊は、西に撤退し、最後の砦として、城塞都市「ファ・テリア」に篭ったのです。
遥か昔、グランゼリカの王都は、「ファ・テリア」であったためか、ファ・テリアは、街全体が、強固な石壁で囲まれており、城・・・オールドグランゼリカ城も、戦争を想定した要塞だったのです。
DM:まぁ来た時から、雪がちらついてたけど、チェレの鎧が出来上がったころには、豪雪となっています。凄く寒いので、「防寒具」が無いと、寒さのダメージを受けます。 「防寒具」は、8gpです。
ゴールド:なんだそれ!?
ケレス:「この辺りは、このように、雪が積もるような地域じゃ無かったと思うが・・・」
DM:ちなみに、前回のオーク砦を殲滅に行った、巨大ゴーレムと、軍隊は、まだ、戻って来てません。 豪雪で、立ち往生してるのかも。
チェレ:「あらま」
DM:君らが泊まっている宿は、「魅惑の腰つき亭」というところです。 あと、冒険者が泊まれそうな宿は、「金色の扇亭」と、「馬小屋亭」ですね。
ケレス:「金が無いな。 どうするかな」
チェレ:(宿の掲示板を見て)「仕事の依頼書が貼ってるなぁ。ええと・・・」
【宿の掲示板】
1.雪かき:1日1sp
※豪雪による、雪かき要員募集!
2.行方不明者の捜索
※雪が降る前に狩りに出かけた者が帰ってきません。 捜索願います。
依頼料:600gp
成功報酬:600gp
3.豪雪の原因調査
※グランゼリカ評議会よりお触書。
豪雪の直接的な原因を調査し報告したものに対して、4000gpの賞金を出す(1団体に対して)。
詳細は、オールドグランゼリカ城の役所まで。
4.北東への護衛
※アルバート・オルグラン卿からの依頼。
北東までの護衛。往復およそ、20日間。
必要な設備は、アルバートが用意する。
護衛は、基本料が、一人、1日10gp。
1日のうちに、戦闘があれば、1日につき、100gp払う。
チェレ:「・・・だってさ」
ゴールド:「確実に固定給を貰うならば、護衛だな」
ケレス:「・・・いや、レイファードか、ラックルスタートに、戻る手もあるぞ」
DM:ちなみに、豪雪は、膝まで積もっていて、吹雪。
ケレス:そりゃ、遭難するな。
チェレ:この依頼の、行方不明者も、もう駄目かも。
DM:「魅惑の腰つき亭」の主人は、ドワーフで、「ゴーゼット・ガンガル」という名前なんだけど、彼が言うには、政府から来てる「調査」の依頼は、特に募集人数を制限してるわけじゃないから、城へ行って見たらどうだ?だそうです。
ケレス:ガンガルって・・・ケ●ロ軍曹が、探してるやつだな!
DM:探してるのか・・・
チェレ:北東の護衛って・・・北東って敵国があって危ないんじゃ?
DM:敵国があるのは、北。 しかも、「大峡谷」があるので、行けないよ。
ケレス:そういえば、そんなこと、言ってたなー。
ゴールド:無難なところで、「行方不明者の捜索」じゃないかな。
かくして、冒険者達は、まず、お城へ向かい。 話を聞くことにしたのでした。
DM:雪を掻き分けて、オールドグランゼリカ城へ行くと、暖炉のある部屋に案内される。 しばらくすると、赤いローブを着た中年の男が入ってくる。
魔法司祭イージス(DM):「わたしは、魔法司祭イージス・ブラスター。 グランゼリカの大臣をしている」
ゴールド:「つまり、あんたが、黒幕なんだな」
魔法司祭イージス(DM):「違う」
冒険者達は、大臣のイージスから詳細を聞いてみた。
それによると・・・イージスが、魔法で調べたところ、この豪雪は、自然ではなく、悪意のある魔法によるものだと推定されるらしい。 原因の場所を魔法で探したものの特定できず、広範囲で、調査団を送って調べているのだ。
手が足りないので、城下町にお触れを出し、冒険者にも探してもらっているということでした。
魔法司祭イージス(DM):「・・・大体の場所は判っている。この街から北東に、『ジャイアントマウンテン(巨人山)』というのがあるのだ」
ゴールド:「ジャイアントが住んでるのか!?」 DM!ジャイアント出す気まんまんだろ!(笑)
※ジャイアント族
人間の数倍ある体格を持つ種族を指す。
最低でも、脅威度7くらいあるので、現在では、勝てっこない(笑)。
ケレス:「・・・オーガとか・・・かも」
魔法司祭イージス(DM):「かつては、住んでいたという話もあるので、そう呼ばれている」
DM:イージスは、地図を広げると・・・(プレイヤー達に、地図を見せる)・・・マルを書き込み、「この場所を探して欲しい」と、言います。
ケレス:「他に冒険者とかも行ってるのか・・・ この辺りは、何名行ってますか?」
魔法司祭イージス(DM):「2,3人行ってるはずだ」
DM:ちなみに、報酬は、全額成功報酬で、イージスが納得する答えを見つけてこないと、支払われない。
チェレ:うわ。ということは、行き損ということもあるのか。
DM:とりあえず、食料を、10日分くれる。 これが目的で依頼を貰う冒険者達もいるみたい。
ケレス:「まぁそんなところだろうか・・・(地図を見る)・・・10日分って、片道か」
ゴールド:「・・・そのようだな」
ケレス:「冒険者なら、おまえら、1日、1食で十分だろ!と、言うことだよ」
チェレ:「えー」
冒険者達は、魔法司祭イージスから、マルが付いた地図を受け取り、一旦、「魅惑の腰つき亭」へ戻ります。
宿の主人「ゴーゼット」を通して、「行方不明探査」の依頼人を呼んでもらうことにしました。
待ってる間、「北東への護衛」の話も、ゴーゼットに聞いてみる冒険者。
チェレ:「護衛の依頼は、なんか、胡散臭いなぁ」
ゴールド:「しかし、護衛の依頼は、報酬が良いぞ」
ゴーゼット(DM):「護衛の依頼は、アリストクラート(特権階級)のアルバート・オルグラン卿だ。 彼は、寒いのが苦手なので、東へ行けば、豪雪から逃れられると思ってるのじゃないかなぁ」
ケレス:「そんな、訳がないだろうに・・・この辺りの地方は、いつもこんなに雪が降るわけじゃないのだろ?」
ゴーゼット(DM):「そうだよ。 この辺りは、温暖で、冬には、雪が降るが、こんなに積もらない」
ゴールド:「では、護衛も受けるか。なんか・・・方角が同じだしな!」
あからさまなので、全ての依頼が北東を指してることに、当然気づくプレイヤーたち。
ゴールド:西なら、シルバーを、誘う手もあるのだけど、東じゃなぁ。 ・・・彼女、この宿にいるのだよね?
DM:シルバーは、この宿にいますね。
ゴーゼット(DM):「まぁ、アルバートさんは、変人で有名な貴族だがな」
チェレ:「変人」
ケレス:「請けるのはやめよう」
そうこう話してるところへ、「行方不明捜索」の依頼人がやって来るのでした。
グレフース(DM):「私は、グレフース・エレンティア。実は、娘が友達とともに、行方不明なのです。 娘は、雪が降る前に、狩りに出かけたのですが・・・」
グレフースは、ハーフエルフの中年男でした。
彼の娘・・・「アルテミス・エレンティア」が、友達とともに、北東にある、森へ狩りに出たのですが、豪雪になり、戻ってこないと言います。
彼自身、アルテミスの友達の両親とともに捜索しようと試みましたが、無理でした。
そこで、皆で、お金を出し合って、冒険者に依頼を持ち込んだのです。
グレフース(DM):「前金として、全部で、600gp(ゴールドピース)用意してきました。 娘達の安否が、判明すれば、成功報酬として、もう600gpを、差し上げます」
ゴールド:「それで、友人たちは?」
グレフース(DM):「友人たちは、人間で、『アレス・ワン』『アテニー・ギリシム』『アポロア・サンフレス』です。男、女、男・・・つまり、男と女が、二人ずつです」
ケレス:「・・・覚え切れんな・・・」
ゴーゼット(DM):「ホットウォータタウンの南に、鹿が取れる森があるんだ。 多分そこへ行ったんじゃないか?」
チェレ:「ホットウォータって・・・温泉街?」
ゴーゼット(DM):「そうだよ」
冒険者達は、身支度を済ませて、ファ・テリアの東門から出て行くのでした。
MAPは、前回と同じで、1マスで、「朝」「昼」「夕(夜営)」となるのだけど、豪雪なので、1マスで「朝・昼」「夕(夜営)朝」「昼・夕(夜営)」という具合に、移動に、2倍かかります。
今回は、野外の冒険は、メインじゃないので、DM側で、サクサクと、ワンダリング表を振っていきます・・・で、出るものですね(笑)
まぁ、%ダイスじゃなくて、12面ダイスを振って、1が出たら、ワンダリングということにしてるのですけど。
DM:(夜営のとき出たなぁ。 きっと、3交代で見張りだろうから・・・6面ダイスで、1・2でゴールド、3.4で、チェレ、5.6でケレス・・・(コロコロ) ) ・・・チェレが、夜番をしてると・・・聞き耳判定をどうぞ。 (DMは、マスタースクリーンの影で、忍び足判定)
チェレ:(聞き耳判定する) 「おや?」
DM:・・・なにやら、ハフハフという息遣いと、グルルとか言う声がしますよ。 視認判定をどうぞ。 (DMは、マスタースクリーンの影で、隠れ身判定)
チェレ:(視認判定する) 「・・・白いクマ?」 これ、知識は、地域知識技能で分かりますか?
DM:ええと、(プレイヤーハンドブックの技能説明を読んで)・・・自然知識技能ですね。
チェレ:持ってないー。 とにかく、全員起こす。 距離は?
DM:60フィート(18m)ですね。 接敵面は、10フィートで、間合いは、5フィート
※「接敵面」と「間合い」
D&Dでは、5フィートx5フィートのマス目が、網目のように描かれたボードを引いて、その上に、冒険者と、敵のコマを置いて、場所を確認しながら戦闘を行います。
僕は、方眼用紙に、エンピツで位置を書いたりしてますけど!
冒険者達は、普通は、5フィートx5フィートのマスに収まる形で配置され、攻撃は、隣接する、5フィートマスつまり、1マスにだけ、届きます。
「接敵面」は、配置するマスの大きさです。
「間合い」は、隣接するどのマスまで攻撃できるのかを指します。
つまり、このクマさんは、1マス5フィートのマスを二つ使って配置して、そこから、1マスだけ攻撃できるのです。
ケレス:「3mの白いクマって」
ゴールド:「白熊やん!」
DM:さぁね? とりあえず、イニシアチブの前に、そちらから攻撃して良いですよ。
一斉に、弓矢を放つ、冒険者たち。 しかし、ACが高いために、尽く弾かれる。
次に、イニシアチブを振る。
クマは、ズンズン近づいてくるが、届かないので、再び弓矢を放つ。
DM:痛い痛い。けど、まだ、大丈夫。 ようしゴハンが一杯だー。 食うぞう。
チェレ:弓矢を捨てて、持ち替えて、ケレスと、「挟撃」を狙う。 「それ!」
チェレは、クマの急所を狙うが、上手く行かない。
DM:相手はランダムで決めよう・・・(サイコロを振る) ケレスさんだ。移動して攻撃だから、1回だけ攻撃だなぁ。爪ー!
ケレス:うわ、あたった・・・って、(DMが振った攻撃の値を聞いて) クマの攻撃1d20+13?
DM:ダメージは・・・(8面ダイスを振る)
ケレス:「イタタ!」 やばいなぁ
ゴールド:「オレも攻撃だ」 どうだ?(DMに聞いて) 外れた。
戦闘ラウンドが進み、クマの番になる。
DM:結構ダメージが来たなぁ。 獣だから痛いと逃げるかもしれない。 20面で10以下が出たら逃げよう・・・(サイコロを振る)・・・でないので攻撃しよう。正面はケレスか。
ケレス:いや、クマは、対象を変えたりしないの??
DM:そうだった。ランダムで・・・(サイコロを振る)・・・ゴールドさんに、5フィートステップで振り向いて、全力攻撃を・・・爪2回と、牙1回で行います。 えいえいえい(コロコロコロ)。 全部あたり!
ゴールド:「なにぃー!」
DM:ダメージを、ザシュザシュ(8面ダイスを2回振る。4の目が、2回でる)まず、26ダメージ。
ゴールド:「うわわ」
DM:生きてるかー?(ヤバイなぁ) で、ガブーっと牙が、(6面ダイスを2個振る。1の目が2つ)おや? たったの、6点ダメージ。
ケレス:大丈夫かー
チェレ:うわー
ゴールド:合計32ダメージ。 な、なんとか、4点だけ残ってる・・・うわ、どうしよう、回復魔法を・・・
ケレス:オレなら、死んでいる。(ケレスのHPは、24点)
チェレ:わたしも、死んでいる。(チェレのHPは、28点)
DM:魔法かけると、クマから、機会攻撃を受けるよ。
※機会攻撃
D&Dには、「機会攻撃」というのがあります。
これは、1キャラクターに、1戦闘ラウンドで、1回できる行動で、「機会攻撃」を受ける場合の表に書いてる行動をすると、その瞬間相手が攻撃できるというものです。
大抵は、大きく隙ができる行動をするとこうなります。
チェレ:5フィートステップで離れてから魔法をかければ・・・
ケレス:いや、俺が、ゴールドに、キュア・モデレット・ウーンズ(中傷治癒)を、かけるよ! ゴールドの後ろに移動するぞ。
DM:チェレの「挟撃」は消えるわけですね。 いやー、しかし、白クマ強ぇーな!すごい!
ゴールド、ケレス、チェレ: やっぱり、白クマかい!
正確には、ポーラベア(北極熊)という、脅威度4のモンスターでした。
白クマですね!
脅威度4だから、4人の4レベルパーティならば、対等に倒せるという・・・ ああ、君ら、3人か。
そうこうしてるうちに、クマは傷つき、意志のセーヴィングスローの士気判定で、失敗して、逃走し始めます。
DM:追いますかー?
チェレ:追い討ちって有利なのかなぁ。
DM:D&Dの「撤退」は、他のTRPGのと違って、撤退側が有利なんだよな。 大抵、不利なんだけど。
※「撤退」
近接戦闘からの撤退は、1回の全ラウンドアクションとなります。
撤退は、2倍の移動が行え、かつ、移動開始マスに対して機会攻撃を誘発しない。
ただし、5フィートステップは出来ない。
ケレス:「追わずにいよう」
冒険者は、傷を癒し、翌朝、「ホットウォータタウン」に、到着します。
DM:温泉街なんで、あちこちから、湯気が上がってますね。
「湯の女神亭」という宿があるので、そこへ行きます。 この宿は、ドワーフの主人が経営しています。 エルフの女性のバードが、歌を歌ったりしている。
ケレス:行方不明の娘たちが、町に訪れてないか、宿で聞いてみよう。
DM:すると、エルフ女性のバードが、近づいてきて・・・「わたしは、バードの、フィルファルメイヤー。 一曲いかがですか?」 と、聞いてきます。 一曲、1sp(シルバーピース)。
チェレ:「冬なのか春なのか」
※フユハル・メイヤーと、聞こえたのだろうか?(笑)
ケレス:「一曲願おう」
DM:フィルファルメイヤーは、この町の創設に関わる歌を披露します。 内容は、「先代の町長である、ドワーフの『ボブ・ポッカ』が、赤い宝石を、壷に入れ、2回まわすと、湯が湧き出して、温泉を作り出した。 もう2回まわすと、湯は止まった」と、言うものでした。
フィルファルメイヤー(DM):「で、たしかに、狩りをしに、若者たちは、町に来たよ。 北にある、村に行ったと思うな」
チェレ:「北? 鹿は、南にいるんじゃないの?」
フィルファルメイヤー(DM):「なんか、北の森に、良い鹿が出ると聞いて、出かけたようだよ」
ケレス:「で、村って、地図では、これしかないな! 村の名前は?」
フィルファルメイヤー(DM):「ドラゴンゴッドビレッジ(龍神村)」
ゴールド:DMが、ドラゴン出す気まんまんだーッ!(笑)
フィルファルメイヤー(DM):「そういえば、その村に行くと言っている、人があそこにいるよ」
DM:と、言って、彼女が指差した先には、ひげを生やした貴族がいます。彼は、ドワーフと、ハーフリングの従者を連れているようです。
チェレ:「・・・あの、護衛依頼の、貴族かなぁ」
ケレス:「多分そうだろう。 話をしてみよう。 もしもし」
冒険者達は、村の情報を得ようとして、貴族アルバート・オルグランと接触しました。
だが、彼も、村には、初めて行くらしく、情報を持っていなかった。
しかし・・・
アルバート(DM):「実は、わたしは、この豪雪の原因を解決に来たのだ」
ケレス:「と、言うことは、原因を知っているのですか」
アルバート(DM):「うむ。 原因は、『フロストジャイアント(霧の巨人)』の一族、『フロストアーク』だ」
ゴールド:やっぱり、ジャイアントやん!(笑)
アルバートの話では、豪雪の原因は、「フロストジャイアント(霧の巨人)」の仕業らしい。
先の戦争では、ジャイアント族は、参加していなかった。
彼らは、山や、北の「ウィンゼリカ」に住んでいる。
しかし、伝承では、「ジャイアントマウンテン(巨人山)」には、フロストジャイアントが、住んでおり、常々、付近の町や村から、生贄や貢物を要求していたらしい。
原因は不明だが、それは、現在は行われていない。
恐らく、ジャイアント達は、機会を伺っており、この冬に、活動を開始したのだと、アルバートは推測した。
アルバート(DM):「このグランゼリカは、温暖の地域なので、彼らには居心地が悪い。 この冬の季節を利用して、なにか、魔法の品で、豪雪を呼んだに違いない」
チェレ:「それを倒しに行くの?」
アルバート(DM):「まさか! ジャイアントに勝てるはずがないよ。 わたしは、『冬の間で良いから豪雪を抑えてくれ』と、交渉しに行くんだ」
ゴールド:「どうやって?」
アルバート(DM):「金さ!」
ゴールド:「金って・・・ジャイアントに、金が通用するのか?」
アルバート(DM):「正確には、宝石や財宝だよ。 ヤツラは、そういうものが好きなんだ」
ゴールド:「しかし、ジャイアントって、イーヴル(悪)なんじゃないか?交渉できるもんなのか?」
アルバート(DM):「イーヴル(悪)でも、交渉くらいは出来るさ」
チェレ:「それは、良いけどさ。 お国も、原因調査に出てるようだよ?」
アルバート(DM):「役人は、わたしの話を、端から聞かないんだ! 進言したのに!」
ケレス:「それで、俺らも、村に行くんだよ。 こちらは、行方不明者の捜索だけど」
アルバート(DM):「それなら、一緒に、行ってやっても良いぞ」
ケレス:「護衛しましょうか? お金は、頂きますが」
アルバート(DM):「いや、冒険者は、もうアテにしてないよ」
チェレ:「じゃあ、襲われても、助けてあげないよー」
DM:・・・こんなこと言ってますよ!パラディン(聖騎士)さん! (と、ゴールドに言う)
ゴールド:え?!(笑) 「い、いや、そんなことは、ないが・・・ 金はあると、いいなぁ・・・」
ケレス:「ちなみに、あんたの連れは?」
アルバート(DM):「ドワーフの『アンソニー』は、ファイター1レベルで、ハーフリングの『キャンディ』は、レンジャー1レベルだ」
ケレス:「テリーじゃないのか」
チェレ:「アンソニーは落馬で死ぬんだ」
DM:ドワーフだから、馬には乗らないけどね!
冒険者達は、アルバートと供に、「ドラゴンゴッド村」へ、豪雪と吹雪の中、向かいました。
途中、夜営していると、オークの4人連れに遭遇。
近づいてきたので、弓で、4人とも撃墜。
ゴールド:「オークだから、殺っちまっても良いんだよな?」
ケレス:「そうだろ」
そして、村に到着~。
アルバート(DM):「あの一番大きな建物が、多分、村長の家だ」
ケレス:「では、そこに行こう」
DM:戸を叩くと、中から、ブルガリアンカット・・・ええと、こう、みつあみを頭に巻いた感じの髪型の女性が出てきます。 事情を聞いて、とりあえず、中に入れてくれます。
チェレ:「ふぃー」
DM:中には、青年と、ドワーフの娘がいます。
ゴールド:D&Dのドワーフだから、娘でも髭があるのか?
DM:いや、3.5版のドワーフ娘は、髭がない。 むしろ、リネージュ2のドワーフ娘で、御願いします。
ケレス:ロリだな。
ゴールド:ドワーフ多いな!
DM:青年は、アークと名乗ります。 彼が村長ですね。 彼の話では、「狩りに来た若者たちは、かなり前に森に行きましたよ?もう、とっくに町へ帰ったものだと思っていました」 と、言います。
チェレ:「戻ってないの?」
村長アーク:「戻っていません。 この豪雪と吹雪だから心配ですね。 ・・・こちらのドワーフの娘さんも・・・彼女は、ホットウォータの町長さんの娘さんで・・・村に遊びに来てくれたのですが、帰れなくなってるのですよ」
ゴールド:ドワーフが、町長してるんだなぁ。 亜人って差別されたりしてるのかと思ってた。
DM:D&Dでは、あまりそういうの無いなぁ。
ケレス:まぁ、戦争で、大半の貴族とか重役が死んでるからじゃないかな。
ドワーフ娘(DM):「わたしの名前は、ポカロン・ポッカ。 父の名前は、ホカロン・ポッカです。 そういえば、ここ、最近、首都に、税金を納めてないなぁ」
ケレス:「そのうち、徴収にくるだろう」 キリバイさんは、居ないのですか!(笑)
チェレ:エベレストでも大丈夫!
ポカロン(DM):「ホカロンなので、ダメだったんですよ」 (関係ない)
ケレス:「ところで、事情は話しましたが、この山のジャイアントについて、なにか、知りませんか?」
村長アーク(DM):「昔からの伝承で・・・と、言っても、40年ほど前のようですが、ジャイアントが、暴れていたという話は聞きます。 でも、ジャイアントは、退治されたとも聞いてますよ」
チェレ:「退治??」
村長アーク(DM):「わたしは、詳しくは知りませんけど、ホットウォータの町長さんなら知ってるかもしれません」
ゴールド:「町へ戻るか」
DM:ポカリンは、「フィルファルメイヤーなら、なにか知ってるかも」と、言います。
チェレ:「そういえば、バードが居たね」
DM:アルバートは、ジャイアントと交渉するつもりだから、町へ戻らず、山へ行くと行っていますよ。
ケレス:「いや、アルバートさん。 それは、ちょっと待ってください」
アルバート(DM):「なぜかね?」
ケレス:「他に手立てがあるかもしれませんからね。 それを知ってからでも遅くは無いでしょう」
チェレ:「そうしたほうが良いよ」
アルバート:「事は急ぎなのだが・・・」
しかし、アルバートは、説得され、供に、ホットウォータタウンへ戻ります。
チェレ:「ポカロンさんも一緒に帰りましょう」
ポカロン(DM):「え、雪が止んだら帰りますよ」
ケレス:「いつ止むかわからないし、一緒に戻った方が良いですよ」
と、いうことで、ポカロンも戻ります。
DM:ホットウォータについて、町長さんの家に行くと、娘を連れてきた、あなた達を、大歓迎します! 酒が出てきて、ご馳走に、温泉入り放題!
ゴールド:「うひょー!」
チェレ:「やったー」
ケレス:そして、任務を忘れて飲んだくれる俺たち(笑)
飲みながら、町長から、伝承を尋ねてみると・・・
「聖騎士マウゼル・セイバー」が、倒した。
と、言う・・・
チェレ:「え?退治されたの?」
ケレス:「バード(吟遊詩人)にも、聞いてみよう」
町長ホカロン(DM):「フィルファルメイヤーなら、そこで飲んでるよ」
ゴールド:「ここに、居るのか!」
フィルファルメイヤー(DM):「正確には退治じゃなくて、マウゼルさんは、フロストアークの酋長と対決して打ち倒したのよ。 で、命を助ける代わりに、手を引かせたという話ですねー」
ケレス:「命を助けたのか。 そこんところ、どうなんですか? ゴールドさん」
※パラディン(聖騎士)が、イーヴル(悪)の命を助けたことを言ってるらしい
ゴールド:「え? まぁその・・・なんだ。はっはっは」
フィルファルメイヤー(DM):「まぁ、あそこは、フロストジャイアントの巣なので、倒しきれないから、そうしたのだと、思うけどー。 でも、マウゼルさんは、戦争で、死んだという話よー」
ケレス:「死んでるのか」
フィルファルメイヤー(DM):「なんでも、そのときは、『聖剣グランドマウゼル』という剣で、対決したらしいよ。 でも、その剣は、戦争へ行くときに、自分の一族に渡したとも言うわねー」
チェレ:「その一族は、どこに?」
フィルファルメイヤー(DM):「この町の近くにある村」
ケレス:「1つしかないじゃないか!」
ゴールド:「また、行くのか・・・」
かくして、冒険者達は、「ドラゴンゴッド村」へ向かうのでした。
途中で、スケルトンが、ワラワラ雪の中を行進していたけど、ケレスの、「アンデッド退散」能力で、破壊したのでした。
ゴールド:「オークと言い、スケルトンと言い、・・・白熊との差がすごいな」
村へ付いて、早速村長に、「マウゼル・セイバー」の家族のことを聞いて見る。
村長アーク(DM):「聖騎士マウゼルですか・・・ 家族は知りませんが・・・まてよ? 僕の姓が、『セイバー』なんですよ」
ケレス:「は?」
村長アーク(DM):「僕は入り婿で、妻の姓を名乗ってるのです。 ファンナ! ちょっと来てくれ」
妻ファンナ(DM):「・・・確かに、わたしの父親は、マウゼルという名ですが」
チェレ:「なにか、お父さんから受け取ってない? 剣とか」
妻ファンナ(DM):「グランドマウゼルという、グレートソードを貰っています。 しかし、いわれは知りませんでした」
ケレス:「すまないが、これを、少し貸して貰えませんか?」
ファンナは、事情を聞いて、快く、「グランドマウゼル」を、貸してくれたのでした。
ケレス:「これを、ネタに、ジャイアントと話をしてみよう」
アルバート(DM):「ん? すると、君らは、私と供に、山へ行くのかね?」
ケレス:「そうですよ」
アルバート(DM):「しかし、わたしは、金で、交渉するつもりだが・・・剣だと刺激が強すぎないか?」
ケレス:「いえ、まずは、剣を試しましょう。 任せて下さい。 それがダメならば、あなたの案でどうぞ」
アルバートを納得させて、山へ向かう冒険者たち。
アルバートが言うには、「祭壇」があるらしい。
そこには、鐘楼があり、鐘を鳴らすと、ジャイアントが来ると言うのでした。
ゴールド:「他の冒険者達は来てない様だなぁ」
アルバート(DM):「鐘を鳴らすぞ。 アンソニーは、財宝を祭壇に撒いておけ」
ケレス:「いえ、財宝は後にしてください」
DM:財宝を撒かずに、鐘楼の鐘を鳴らす・・・ ゴーンゴーン。 まぁ、直ぐには来ないので、じっと待ちます。 すると・・・ ズーンズーンと、遠くから、足音がするわけですよ。 姿を現した姿は、約15フィート(4.6m)の白い毛皮の巨人。頭には角が生えた、鉄の兜を被り、手には、ジャイアント用のグレートアックスを持っています。
チェレ:「来たー」
フロストジャイアント(DM):(ジャイアント語で)「なんだ?生贄か?」
ケレス:(ケレスにはジャイアント語が、判らない)「俺たちはー、聖騎士マウゼルの使いで来たんだ! この剣が証拠だ! 誓いを忘れたのか? 吹雪を止めろ」
アルバート(DM):「わたしが、ジャイアント語を、翻訳しよう」
チェレ:「わたしが、ジャイアント語わかるよー」
DM:なんで、ジャイアント語、学習してるんだ(笑)
使者を偽って、交渉し始める冒険者たち。
しかし、このジャイアントは、単なる使いらしく、お話にならない。
向うも困って、ジャイアントの使いは、「酋長を呼んでくる」と、言って去って行く。
DM:しばらくすると、複数の足音が、ズーンドーンズーンドーンとして、沢山の槍や斧が見えます。
チェレ:「ひー」
酋長ヒューガイアー(DM):「わしが、酋長だ。 まずは、剣を見せろ」
ゴールド:「どうぞ」 と、言って渡す。
DM:酋長は、指で挟んでつまみ。目の前に持ってきて、鑑定している・・・ 「本物のようだ」といって、ゴールドに、そーっ・・・と、剣を返す。
ゴールド:「?」 受け取る
酋長ヒューガイアー(DM):「剣は本物だが、マウゼルは死んだと聞いている。 お前たちは、嘘を言っているに違いない」 アルバートか、チェレが、通訳します。
ケレス:「いや、本当ですよ」
酋長ヒューガイアー(DM):「信じられんな。 生きてるならば、本人を連れてくることだ」
ケレス:「うーん」
アルバート(DM):「交渉は失敗のようだな。 では、俺の番だ。 俺は、金と知識で国を救って見せるぞ」
DM:と、いうことで、向うで、アルバートと、酋長とが交渉し始めました。 皆さん、「視認判定」をどうぞ。
ケレス:「?」 (視認判定)
チェレ:「なんだろ?」 (視認判定)
ゴールド:「うーむ」 (視認判定)
DM:どれどれ?ふむ。 ええとですね。 酋長は、アルバートと話をしながら、ちらちらと、ゴールドの持つ、「グランドマウゼル」を見ていますよ。
ゴールド:なんだ?? 剣を軽く抜いてカチンと鳴らしてみよう。
DM:すると、酋長は、ビクゥッとする(笑)
ゴールド:「ううむ?」 魔剣とかの知識があればなぁ・・・
ケレス:この剣は、あれかな。 ジャイアントスレイヤーとかなのかな・・・
ゴールド:「うーん。まいったなぁ。マウゼル殿に、言ってもらうしかないのかなぁ」 カチカチ剣を鳴らす。
DM:酋長は、ビクビク、チラチラしている。
酋長ヒューガイアー(DM):「まぁ、なんだ。 豪雪を止めさせる手段ならば、教えてやらんでもないぞ」
ケレス:「原因?」
酋長ヒューガイアー(DM):「ウム。この場所の近くに、『魔物の氷像』を設置してある。それを壊すと良い。場所は自分で探せ」
チェレ:「どういうこと?」
酋長ヒューガイアー(DM):「実は、先の戦争で、我等は、ヴァルダークから協力要請があり、グランゼリカを攻めろと言われて、「魔物の氷像」を貰ったのだ」
ゴールド:「ヴァルダーク?」
ケレス:「大方、われらの国と戦争していた、相手のことだろうな」
酋長ヒューガイアー(DM):「その通り。しかし、わしらは、氷像は貰ったが、言うことは聞かなかった。 興味が無かったからな。 しかし、冬になったんで、使ってみたんだ。 すると、今のようになった」
チェレ:「なるほどね」
ケレス:「一度起動すると止められないということか?」
酋長ヒューガイアー(DM):「ともかく、そうすれば、豪雪は収まる。 わしらは、帰るぞ、さらばだ!」
DM:そういうと、フロストジャイアント達は、財宝も持って帰らずに、引き上げました。
チェレ:「多分、その場所ってのは、お城で聞いた場所だろうね」
ケレス:「多分そうだな」
アルバート(DM):「財宝を置いていったなぁ・・・」
ケレス:「仕舞っておけば良いですよ」
冒険者達は、お城で聞いた、ポイントまで移動して、何か無いか捜索してみたのでした。
すると、山肌の壁面に、石造りの両扉を発見したのでした。
DM:10フィート幅の両扉がありますね。 表面に、5本のヘビが彫られている。根元が1つだけど。
ケレス:・・・ヒュドラじゃないか・・・?
ゴールド:えー
チェレ:ヒュドラって、何の知識でわかるのだっけ。
DM:ええと、魔獣だから、「神秘学知識」ですね。
チェレ:誰も知らない。
ケレス:冷たいヒュドラとか、熱いヒュドラとか居た気がする・・・そうだ。アルバートさんは、知らない?
アルバート(DM):「知識ならば任せてくれ。 確かにヒュドラに似ているな! 5本首のヒュドラならば、脅威度4だが、冷気ヒュドラの5本首は、脅威度6だぞ」
ケレス:「ひー」
チェレ:「ともかく扉を調べて、開けてみようか・・・罠はないな。鍵も無い・・・」 ギイイ
扉を開けると、石造りの階段が、地下へと伸びているのでした。
~ つづく ~
《感想とか反省》
セッションは、時間切れになったので、次回に続くことになりました。
お楽しみに~。
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コメント
いや、前回はなんか眠くて保たなかったのですまぬー、
ちゅうかフルアーマーでも全然あかんな、、、
白熊の強さにびっくりしたがヒドラと同レベルってのがもっとびっくりだよ!範間勇次郎なら素手でヒドラを殺せるってことか、、、
投稿: ゴールド | 2007.01.26 23:34
☆ゴールド様
おいっす。
ヒドラ(ヒュドラ)は、種類があって、「5つ頭」~「10つ頭」まであるのですよ。
「5つ頭」は、脅威4だけど、「10つ頭」は、脅威9なんですね。
物語に出てくるような強い、ヒドラ(ヒュドラ)は、10つ頭の奴だろうから、5つ頭のは、弱いヒュドラなわけですね。
といっても、特殊能力がある分、強いけど・・・5つ頭だから、5回攻撃だし!
冷たいヒョドラは、5つ頭でも、2つほど、脅威が上がりますけどね。
正面からでは勝てないと思いますよ。
どこかにヒントが・・・あるかもしれない。
投稿: SA.星忍冒険 | 2007.01.28 22:10
つまりアイスヒドラ出す気マンマンってことやね、、、
投稿: ゴールド | 2007.01.28 23:34