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2005.08.24

妖精スターティの故郷話その5

妖精スターティ:『ホイ、妖精スターティの今日の小話、9回目です。知らない方は、知らぬが仏で・・・

ホットケーキ#

・・・うぁ、黒こげ?

シリーズ9回目“妖精スターティの故郷話その5”ですよう。だれてきた?

★“意志を持つ石”から、ディモンピクシーナイト「ディスマス」の主(あるじ)の居場所を聞き出そうとしてるとこからです。

 『・・・であるからして、すなわち、“銀の城ムンシル”の地下に主は居る。』

 ・・・へ?・・・

★私は、寝ぼけ頭で、何が起こったのかを必死で考えます。えーと、なんだっけ?
 『どうやら、ディモンピクシーの主は、“銀の城ムンシル”の地下らしいぞ。』
 ワインで顔を赤くした、岩石の妖精さんが、教えてくれました。
 あー、そか!・・・えと、『“銀の城ムンシル”って何?』私は、尋ねます。
 『・・・銀の城ムンシルについて語ろう。成り立ちを話す前に・・・』
 “意志を持つ石”が、語り始めます・・・って、うわぁ!また、長話?
 『ムンシルならば、ワシが知っておる、ゆえに語らずともよいぞ石よ。』
 岩石の妖精さんが、“意志を持つ石”をつかんで、私の腰に下がった袋にねじ込みました。
 私の袋は、魔法の袋なので、沢山いれても、軽いのです。膨らまないし。
 『しかしな、妖精スターティよ。ムンシルの付近は、ルーンエルフの縄張りじゃ。
  近づくのは容易では、無いぞ?』
 私は、尋ねます。
 『ルーンエルフって何ですか?』
 『ルーンエルフとはな、創造神が戦争に使うために生み出した、妖精じゃ。
  今では、神から野放しにされ、ただの、凶暴な獣みたいなものになっているがの。』
 岩石の妖精さんは、爺さんな顔をしかめます。
 んー、そんなこと言われても、女王様の首は、そこに行かないといけません。
 でも、神様が戦争用に生み出した妖精さんがいるのかー。
 『もっとも、ルーンエルフは、飛翔できぬから、お前さんに、危険は、無いじゃろう。』
 え、そなんですか?なーんだ。簡単ですね。
 『しかし、案内人のワシは、飛べぬ。』
 あ、そか。どーしましょう?
 『ワシは、地中を行くから・・・そうじゃのう、旗のついた棒でも持って進むかの?
  それを目印に、飛ぶとよい。』
 あ、そーですね。なーんだ、楽勝ですね。

★“呪われた冒険者”の店を後にして、北へと、地面から伸びた旗が進みます。
 『リズアさん、さようなら~』 私は、ごあいさつします。
 『永遠の別れでないことを祈るわ』
 リズアさんが、物騒なことを言います。

★ここから、北ということは、ミディは、まったくの外れを探していて、エンディが、一番近くを探していることになります。てことは、教えてあげないとダメです。
 腰の袋から、巻物を取り出して、呪文を探します。えとえと、
 『ゼルガ・シルフィ・ディア・フレン』
 巻物に記された呪文に、チョット用件を付け足します。
 『ミディへ、女王様は、北のムンシルにいます。戦闘妖精ルーンエルフに気をつけて!』
 『ゼルガ・シルフィ・ディア・フレン・・・
  エンディへ、女王様は、北のムンシルにいます。戦闘妖精ルーンエルフに気をつけて!』
 巻物から光が放たれ、風が巻き起こります。風は、北と南に流れていきました。
 気がつくと、岩石の妖精さんの旗が、かなり先へ進んでました。わわ!まってまってー!

★しばらくして、風が北のほうと、南のほうから流れてきて、ミディとエンディの声がしました。
 『スターティへ、エンディです。ムンシルのことは知ってます。
  先に行ってますから、ムンシルの近くにある灰色の石塔にきて下さい。
  ミディにも伝えました。』

 さすが、エンディ、物知りです。近くに、石塔があるのですね。待ち合わせ。

 『スターティへ、ミディは、笛を吹いて、バトンを鳴らして楽しいです。』

 ふーん、ミディは、楽しくやってるのね・・・ってナヌーー!?
 ううーん、一応、エンディからミディにも伝言がいってるみたいだから・・・大丈夫かな?
 『おい、スターティ、疲れたからここいらで休もう。』
 岩石の妖精さんが、地面から爺さんな顔を出して言いました。日も暮れてます。

★お昼ごろには、エンディの言う“灰色の石塔”が見えてきました。
 『あ、あれかなぁ?』
 『どれじゃ?』 爺さんな顔が、地面から覗いて石塔を伺います。

 と、同時に、真っ二つです。・・・真っ二つ?

 沢山の包丁が、岩石の妖精さんの頭に突き刺さり、小柄な子供たちが、岩石の妖精さんを、地中から引きずりだしました。
 木陰から、小さな矢が、弧を描いて雨のように空から、降り注ぎます。
『ひええええええええええええ!!』
 矢の雨から逃れようと、私は、木陰に向かって突進しました。
 木陰には、包丁や、弓を持った、小柄な子供たちが潜んでいて、突進してきた私に、ビックリしながら手にしたモノを突きつけてきました。体をひねってかわします。
 止まったら負け!と思った私は、石塔に向かって、飛んでいきました。
 振り向きたいのに振り向けません。
 背後から、矢や石や、包丁が飛んできます。
 泣きながらひたすら突き進みます。

★いくつかが身体に当たって吹き飛びながら、石塔の外壁までたどり着きました。
 中に入れる窓を探します。
 高いところに窓というか、穴があるので飛び込みます。
 壁というか柱にぶつかって、石床に落ちました。ギャーギャーと甲高い声が、下のほうから聞こえてきます。私は、ガタガタと震えるばかりです。
 『スターティ?スターティ!大丈夫?』
 エンディです。
 私は、我に帰って、壁穴に顔を覗かせて、叫びました。

 『岩石の妖精さーーーーーーぁん!』

 岩石の妖精さんが居た辺りには、沢山の、緑の服を着た、小柄な子供たちが、群がっていました。

 『あれが、ルーンエルフよ。この石塔には、結界が張ってあるから入っては来ないわ。
  ・・・だれか、いっしょに居たの?』

 エンディが言いました。

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