TRPG:暴走について
記:SA.星忍冒険
★ゲームに熱中するあまり、その後に起こる事態を想像できずに、ロールプレイや、行動指示を行ってしまうことがある。僕はこれを 『暴走』と呼んでいます。
先日、これを、やってしまい、後味の悪いことになりました。ここで、その対策などを、ひとり、考えてみようと思います。
僕は、最近参照することを怠っているのですが、「GMの心得」作成していて、昔は、これを参照してからゲームに望んでいました。
・ムキにならない(感情をださない)。
・イベントでもない限り、NPCの援助をださない。
・プレイヤーが本当に嫌がっている場合、そのシナリオは却下。
・プレイヤーの話題にのらない。
・イベントでもない限り口を出さない。
・意味の無い単独行動は無視。
・RPGは、ゲームである。
・最後はハッピーエンドとは限らない。
・プレイヤーが正義の味方とは限らない。
・状況説明は細かくする。
・一人でもシナリオと関係なく、しかもプレイヤーの行動に非がなければ、進行中のシナリオおよび、イベントは、一時止まるか、起こらないようにするか、ずらすこと。
これらのいくつかは、プレイヤーのときにも参照できます。僕として問題なのは、「RPGは、ゲームである」にかかります。
今回の事例では、「PC1が、PC2に侮辱されたため、PC2に対して、剣で攻撃。星忍PCが、それをみて、阻止するため魔法でPC1を攻撃、このPC1と星忍PCで口論に発展」という次第でした(PC=プレイキャラクター)。
現実的な場面だと、「侮辱し笑われたため、ナイフを持って、斬りつけた」という場面であるため、事態を重く見た僕のPCが、止めに入ったわけですが、「魔法」を使った時点で同じことをしてるので、ちょいと間違えたなと反省します。
また、よくよく考えてみると、PC1のプレイヤーは、ちょっかいをだしてきた、PC2に対して、PC1という「駒」を使って、反論しただけであって、ゲームとして考えると、それほど、おかしい行為でもないわけです。
RPGは、「ゲーム」なのですから、これは、当たり前ですね。
ですが、僕は、「セッション内で起こっていることは、そのPCに対しては事実である」という認識が高く、「星忍PCは、このことに対して、許せないに違いない」と解釈し、実行してしまったのです。
他の参加者は、当然、「ああ、ふざけてるなぁ」と、事態を流してるのに、これでは、台無しな上、興ざめです。
ロールプレイングゲームは、「演じる」ゲームですが、決して、「キャラクターロールプレイング」に固執しているわけでなく、「戦士」「魔法使い」「盗賊」「神官」などの「役割ロールプレイング」でもあるわけですから、これも考慮しておく必要があるわけだと思います。
PCに手を出すときは、もうちょっと良く考えようと、反省するセッションでした。とほほ・・・
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